光吉夏弥翻訳作品より
今回のミニ展示では、光吉夏弥翻訳作品の本棚から、『おばけのジョージー』をご紹介いたします。
【展示本】
『おばけのジョージー』
ロバート・ブライト さく・え 光吉夏弥
訳
福音館書店 1978年
ジョージーは、ニューイングランドのちいさな村の、ホイッティカーさんのちいさな家の、ちいさな屋根裏に住む、ちいさなおばけ。毎晩、同じ時間に階段を「みしり」と鳴らし、広間のドアを「ぎー」といわせます。もうすぐハロウィン。おばけの絵本はいかがですか?
○ 白百合女子大学児童文化研究センター「光吉文庫」について
白百合女子大学児童文化研究センターの「光吉文庫」は、光吉夏弥氏の旧蔵書のうち、児童文学に関わる書籍や雑誌、ファイル資料などを多数所蔵しており、児童文学・文化の研究に活用されています。
○ 光吉夏弥(みつよし なつや)について
1904年、大阪生まれ。1929年に慶應義塾大学を卒業後、鉄道省国際観光局(当時)、東京日日新聞、大阪毎日新聞、国際報道工芸などを経て、絵本翻訳の道に進む。戦前より舞踊評論に携わり、写真家やデザイナーなどからなる団体「国際報道写真協会」に参加、日本舞踊聯盟理事に就任など、幅広い活動を行なう。児童書・絵本の仕事としては、『生活美術』1943年9月号で海外の絵本作品を紹介し、日本における初期の絵本論を寄稿している。戦後は、「岩波の子どもの本」シリーズをはじめとする、児童書・絵本の翻訳や編集に力を注ぐ。1989年没。
(情報出典:『澤田精一所蔵『光吉夏弥 戦後絵本の源流』資料集』
ボヘミアンズ・ギルド/夏目書房、2026年)
