2022年12月23日金曜日

センター冬期閉室につきまして

 児童文化研究センターは、12月27日(火)から1月5日(木)まで閉室とさせていただきます。ご不便をおかけいたしますが、なにとぞご了承くださいません。


ヒマラヤ杉のツリー

テディベアのサンタクロース

ツリーの向かい側には紅葉

道に散り敷く紅葉

楽しいクリスマスをお過ごしください

2022年12月16日金曜日

ミニ展示 12月16日~12月26日

 センター入り口で、センター蔵書のミニ展示を行っております。こちらの資料は、展示期間中も貸し出しをすることができます。どうぞお気軽にご利用ください。

 

展示中の図書

『おおきいツリー ちいさいツリー

ロバート・バリー さく 光吉夏弥 やく

大日本図書 2000


 こちらの資料は、展示期間中も貸し出しをすることができます。どうぞお気軽にご利用ください。

本棚の間から(羊が二匹)

 
 12月に入ってから、センターの本棚に、フェルト細工の羊さんたちをお迎えしました。


 羊たちの名前は、ヴィンセント(右)とテオ(左)。12月のはじめに現れ、お正月が過ぎるとふらりといなくなる、気まぐれ兄弟です。
 画家のヴィンセント・ヴァン・ゴッホとその弟のテオドルスから名前をいただきました。
 「来年ももう一匹お迎えして、名前はヨー(テオの妻)にします」と、助手の一人が言っていました。来年のことを言えば鬼が笑う…と申しますが、笑いの絶えない明るい新年を迎えられることを、願わずにはいられません。


2022年12月9日金曜日

アドヴェントの季節が参りました

 今年も、アドヴェント(待降節)の季節がやって参りました。学内ではこちらの写真のようなお人形たちが、降誕場面を演じています。


[写真について]
 撮影場所は建物の吹き抜け部分に近く、この窓から見ると、角度によって、1階部分の硝子屋根に青空が映り込みます。窓には半月のような形をした照明が映り、天使の背負う星の形と相まって、まるで、夜と昼が一緒にやってきたような…よく見ると、実は不思議な光景です。

ムナーリとレオーニ(28)

1945

 第二次世界大戦終結の年、レオーニと妻のノーラはアメリカ国籍を取得する。『だれも知らないレオ・レオーニ』には、この頃に諷刺的な意図をもって描かれた水彩画などの図版が収録されている。ヒトラーに対する憎悪を直接的に表したものに加え、伝統的な画題である「スザンナと長老たち」に基づく諷刺画もあって、刺激的で興味深い。

 ムナーリの方はと言えば、『決して満足しない』などの7冊の絵本をミラノのモンダドーリ出版から出している。7冊の絵本のタイトルは図録で紹介されている(『決して満足しない』、『トラックの男』、『トントン』、『緑の手品師』、『3羽の小鳥の物語』、『どうぶつはいかが』、『ジージの帽子はどこにあるのかな』(執筆者TM=塚田美紀、p.96))。これらの絵本の掲載図版を眺めていると、シンプルだけど何だかとても楽しくて、とても敗戦から2年目の国のものとは思えない。「日本の敗戦2年目、1947年はどうだったんだろう?」などと考えながら、ひとまず図録を閉じた。

 

【書誌情報】

「レオ・レオーニ 年譜」『だれも知らないレオ・レオーニ』玄光社、2020年、pp.216-219 ※執筆担当者の表示なし

奥田亜希子編「ブルーノ・ムナーリ年譜」『ブルーノ・ムナーリ』求龍堂、2018年、pp.342-357

遠藤知恵子(センター助手)


2022年12月2日金曜日

ミニ展示 12月2日~12月16日

センター入り口で、センター蔵書のミニ展示を行っております。


展示中の図書

『山のクリスマス

ルドウィヒ・ベーメルマンス 文・え 光吉夏弥 訳・編

岩波書店 1953

 

 光吉夏弥先生が編集と翻訳を手がけられた、〈岩波の子どもの本〉シリーズのなかの1冊です。

 こちらの資料は、展示期間中も貸し出しをすることができます。どうぞお気軽にご利用ください。


センター三文庫(非)公式ガイド

番外編 猫村たたみ、季節のご挨拶(と、院生向けにちょっとCM

 


皆さま、ご機嫌いかがかにゃ?

三文庫の守り猫、猫村たたみですにゃ。

 

12月に入り、白百合女子大学でもツリーの点灯式が行われましたのにゃ。節電の冬にゃけど、きれいなイルミネーションは心を温めてくれますにゃ~。

センター前の掲示板もご覧の通り、助手さんたちが可愛くデコレーションをいたしましたのにゃよ。

 

にゃにゃ~ん!

んにゃ…? 飾りが地味? 
にゃって、掲示板にゃもの。掲示物がかすむほど飾るわけにはいかないのにゃ。

にゃにゃ? 向かい側のホワイトボードに、配布冊子があるのにゃ。




 

『使ってる? 電子Book』にゃって。
学内からも学外(※)からもアクセスできる、あの電子ブックにゃね! これは興味深いのにゃ!
 
※学外から利用できるのは、「教職員・学部生・大学院生・科目等履修生・委託特別聴講生・研究生・大学院科目等履修生」の方です。

 


(猫村、冊子をパラパラとめくる)にゃ~むにゃむ…電子ブックの使い方を分かりやすくまとめているのにゃね~。

大学図書館が所蔵している電子ブックは、OPACまたはデータベースJapanKnowledgeで探すことができるそうにゃ。

学内からも学外からもアクセスできて、パソコンでもスマホでも読めるから、ちょっとした空き時間も充実の読書タイムに変わるのにゃ。

 

そして、『知ってる? 電子Book』には、大学図書館の購買タイトルから「語学」「就活」「その他」の比較的実用的な電子ブックが紹介されているのにゃ。学内にゃったらQRコードを使って簡単にそれらの電子ブックにアクセスすることができるから、お試しで何冊か読んでみることもできるのにゃ。この配布冊子もただ者ではないのにゃね~。…はにゃ~(猫村、感心する)。院生の皆さま、ぜひお手に取ってご覧くださいませにゃ~。


猫村たたみ(三文庫の守り猫)

ところで、話は変わるけれど、今月の『国立国会図書館月報』(740号)はご覧になりましたかにゃ?

今号には「読書が変わる? 国立国会図書館の新たなサービス“個人送信”QA」という記事が掲載されているのにゃ(国立国会図書館月報のページ https://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/index.html 2022/12/1 最終閲覧)。コロナ禍をきっかけに、外出できなくても学び続けるためのツールがどんどんどんどん増えているのにゃ。人生、悪いことばかりではないのですにゃ。希望を持って研究を続けていきましょうにゃ~。

素敵なクリスマスを
お過ごしください