2026年3月13日金曜日

春期閉室のお知らせ

 児童文化研究センターは3月16日(日)から22日(日)まで閉室とさせていただきます。ご不便をおかけいたしますが、なにとぞご了承くださいませ。

ご卒業される皆様、おめでとうございます!

2026年3月12日木曜日

ミニ展示 3月12日~14日

安野光雅さん 生誕100年

 数多くの絵本を手がけた画家、安野光雅。生誕100年の今年は美術館の展示などで絵本原画を観る機会も増えることと思います。320日のお誕生日に合わせて、児童文化研究センターではこちらの本を展示いたします。

安野光雅『会えてよかった』

朝日新聞出版、2013 

安野光雅さんによる50の「会えてよかった」。安野さんが出会った様々な人との交流について書かれた、雑誌連載のエッセイを集めた1冊です。俳優、作家、彫刻家、数学者など、様々な分野で活動した方々との交遊録は、「興味深い」という形容がしっくりきます。どんな人が登場するかは、ぜひ、実際に目次を見てご確認いただきたいのですが、敢えて言うなら、一本筋の通った方が多いのが特徴的かもしれません。気軽に読めて面白いけれど、読んでいるうちに(これは、ちゃんと読みたいな…)と、背筋が自然と伸びてくるような感じがしました。

また、人だけでなく、テレビ草創期(時代)、「日曜喫茶室」(ラジオ番組)や「風景画を描く」(テレビ番組)、「少年倶楽部」(雑誌)、絵本の世界(表現領域)といったように、安野さんが関わったさまざまな物事との「会えてよかった」が収められています。安野さんが装丁を担当した本への言及もありますので、「あの本の装丁、安野さんだったのか!」と、前に読んだ本をまた本棚から引っ張り出して確かめてみたくなるかもしれませんね。

 別れと出会いの3月・4月。たくさんの「会えてよかった」を、お手に取ってご覧ください。

2026年3月5日木曜日

ミニ展示 3月5日~7日

 3月7日は佐藤宗子先生の講演会。「佐藤宗子先生講演会 ミステリからみる〈子ども〉―人物造型・語り・「子ども」観―」という講演会テーマに因み、今回はセンター蔵書の中から推理小説(もちろん児童書です!)を1冊、ご紹介します。

『名探偵金田一耕助 1 仮面城
横溝正史 作 D.K 絵
ポプラポケット文庫 2005年

 1951年4月から「仮面城の秘密」というタイトルで雑誌連載され、翌年に改題して単行本化された作品です。主人公は、小学6年生の竹田文彦君(12歳)。敗戦の記憶がまだ色濃く残っている時期の作品らしく、満州の奉天から引き揚げていまは東京で家族とつつましく暮らしているという時代設定です。
 満州国というと、1932年から1945年まで現在の中華人民共和国の東北部に存在した、当時の日本の傀儡国。本文中には「戦争後、満州からひきあげてくるまでは、文彦君の一家も、奉天ではなやかなくらしをして、自動車の三台も持っていたくらいですが」(p.2)とあって、奉天とはどのようなところだろうかと、読み始めてまだ2ページ目というところで、すでに調べものをする手が止まらなくなりそうになります(※)。
 そして、パラパラとページを繰ると、世田谷区(白百合女子大学がある調布市の、お隣の区)とか、井の頭公園(京王線井の頭線沿線)とか、見慣れた地名や単語が出てきます(近い…)。大学のご近所から物語がどのように広がりを見せていくのかも、気になるところです。

 佐藤宗子先生のご講演は「子ども」を中心に据えたもの。講演会の後、推理小説をより面白く読めるようになるのではないかと、とても楽しみです。
 おかげさまで、講演会は大盛況のうちに終了いたしました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました(2026/3/11 追記)

※「奉天」という地名の記された写真を、児童文化研究センターの蔵書から探してみたところ、『いわさきちひろ写真資料目録』(公益財団法人いわさきちひろ記念事業団、2024年)の中に2枚、1939年に撮影されたものをみつけることができました。この目録では、国名は「満州」ではなく「中国」と記されています。傀儡国家の建設という暗い歴史とは裏腹に、写真で見る建物や女性たちの服装はモダンでハイカラ。複雑すぎて震えます。気になる方はぜひ、お手に取ってご覧ください。

2026年2月26日木曜日

ミニ展示 2月20日~3月4日

児童文化学科より、オリジナルクリアファイルが届きました!


 いつも児童文化研究センターの蔵書を展示する「ミニ展示」ですが、今回は番外編。
 児童文化学科から届いたオリジナルデザインのクリアファイルをぜひ皆様にご覧いただきたく、今回の展示は児童文化学科関連資料を展示することにしました。

児童文化学科オリジナルクリアファイルと『開花宣言』


 一緒に展示している『開花宣言』は、児童文化学科の授業「出版演習Ⅰ・Ⅱ」を受講する学生が企画・編集を行い、発行する雑誌です。バックナンバーには先生方の論考も掲載されています。
 今回の展示資料は第17号(2025年3月)。第17号のテーマは「コンパクト」です。
 『開花宣言』はその誌名の通り、毎年春に発行されます。今年の『開花宣言』ももうすぐ。楽しみです。

2026年2月19日木曜日

センター主催講演会(3月7日)【続報】※終了いたしました

3月7日(土)開催のセンター主催講演会「佐藤宗子氏講演会 ミステリからみる〈子ども〉―人物造型・語り・「子ども」観―」の概要を、講師の佐藤宗子先生よりいただきました。

ミステリの面白さは、読者自身の無意識にある「常識」を揺さぶられる/覆される点にあると考えることができるだろう。ミステリと〈子ども〉を交差させる中から、「語り」や「子ども」観を中心に、さまざまな考察をしていきたい。

すごいですよね。わくわくしますよね。
これは、是非とも参加しなくてはなりますまい。

まだお申込みでない方は、下記のフォームよりお申し込みください。

〈お申込みフォーム〉
https://forms.gle/Te9p3wHaKdM5tk9B9
大盛況のうちに終了いたしました

日時:2026年3月7日(土)13~15時 ※開場は12時半くらい
場所:白百合女子大学クララホール(11号館3階)

どなたでもご参加いただけます。
学外の方も参加可能ですので、児童文学やミステリにご興味のあるご家族やお友達がいらしたら、ぜひお声がけいただき、皆さまお誘いあわせの上、お申し込みください。


2026年2月13日金曜日

センター主催講演会のお知らせ ※終了いたしました

 児童文化研究会では、きたる3月7日に佐藤宗子先生を講師にお招きして〈第76回児童文化研究センター研究会 佐藤宗子氏講演会〉を開催いたします。 どなたでもご参加いただけます。

【講演会詳細】大盛況のうちに終了いたしました。

タイトル:ミステリからみる〈子ども〉―人物造型・語り・「子ども」観―

日時:2026年3月7日(土)13時~15時(予定)
場所:クララホール(11号館3階)

  • 参加ご希望の方は、下記のフォームからお申込みください。
  • お申込みの締め切りは3月6日(金)12時までです(定員になり次第締め切らせていただきます)。
  • 警備の都合上、お車でのご来場はご遠慮ください。

〈お申込みフォーム〉お申し込みはこちら
https://forms.gle/Te9p3wHaKdM5tk9B9
大盛況のうちに終了いたしました。

 皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

2026年2月6日金曜日

ミニ展示 2月6日~20日

 センター入り口で、所蔵資料のミニ展示をしています。

展示中の本

『「母の友」特選童話集

こどもに聞かせる一日一話2』

福音館書店「母の友」編集部 編著

福音館書店 2024年

 展示期間中も借りることができます。お手に取ってご覧ください。