2012年5月26日(土)に、ヴァンドゥワラ氏講演会が行われました。
土曜日に開催しましたので、平日には来られない方々や、
遠方からお越しの方もいらっしゃいました。
日本におけるメーテルリンク文学の受容についてお話くださったのですが、
そもそもヴァンドゥワラ先生とのご縁は、
当センターの冨田文庫に「青い鳥」関連資料が所蔵されていたことから始まります。
ヴァンドゥワラ先生は、その資料を研究のために閲覧されました。
それをきっかけに、ちょうどベルギーのゲント市で行われた、
メーテルリンク生誕150周年・ノーベル文学賞受賞100周年記念の展覧会
の展示用に、当センターの資料を貸し出しすることになりました。
下の画像は、展覧会の模様です。
(画像はヴァンドゥワラ先生に頂いたものです)
建物の外観です。
センター所蔵「青い鳥」関連資料の展示風景です。
冨田博之先生の収集された「青い鳥」関連資料がきっかけで、
ヴァンドゥワラ先生と親交を深めることができました。
さらに、海を越えてベルギーにて展示資料をお貸しすることができ、
センターのスタッフ一同、感慨深い思いでいっぱいです。
展覧会の図録は、センター内で所蔵しておりますので、
ご覧になりたい構成員の方は、お気軽にお声がけください。
フランス語版とオランダ語版があります。
画像を眺めるだけでも楽しいですよ♪
☆☆☆
以上のようなご縁から、今回の講演会が実現いたしました。
ヴァンドゥワラ先生は、流暢な日本語を話され、
専門的な質問にも即座にお答えになっていました。
メーテルリンクの歴史、日本での「青い鳥」の受容について
とても明快にお話しくださいました。
講演会後のお茶会でもにぎやかにご歓談なさっていました。
講演会の模様は7月の「センター報」にも載っていますので、
ご参照ください。