2025年6月20日金曜日

センター入り口の展示替え

ルイス・キャロル『シルヴィーとブルーノ・完結篇』


ルイス・キャロル『シルヴィーとブルーノ・完結篇』(『ミッシュマッシュ』特別号第1巻)平倫子訳、日本ルイス・キャロル協会、2016年7月

展示中も借りられます。ぜひお手に取ってご覧ください。

 今回は、普段は閉架になっている資料のご紹介です。
 『シルヴィーとブルーノ・完結篇』は、『シルヴィーとブルーノ』の続編。商業的出版物としては、まだ出版されていません。『シルヴィーとブルーノ』は、白百合女子大学図書館で柳瀬尚紀氏訳の1976年れんが書房新社版を読むことができます。

2025年6月12日木曜日

新着資料のお知らせ

 『鬼ヶ島通信』804号(2025年春号)が届きました。今号では、SFの特集記事が組まれています。

石川宏千花、河合二湖、北川佳奈、くまあやこ、佐竹美保、柴田勝茂の寄稿に加え、はやみねかおるのインタビュー記事も掲載。豪華すぎて、どこから読もうか迷ってしまいますね。

 また、ひこ・田中さんの連載記事では、『メアリ・シェリー「フランケンシュタイン」から〈共感の共同体〉へ』(シャーロット・ゴードン著、小川公代訳、白水社、2024年)からの引用をまじえてメアリ・シェリー『フランケンシュタイン』の制作背景に思いを馳せつつ、ル・グウィンの「ゲド戦記」シリーズに鋭い批判を加えます。

『鬼ヶ島通信』最新号は本日から1週間程度、センター入り口の展示スペース(メールボックスの上)に置きますので、ぜひお手に取ってご覧ください。