児童文化研究センターは、2024年12月27日(金)から2025年1月5日(日)まで、閉室とさせていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、なにとぞご了承くださいませ。
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青春のスケッチブック
続・『クマのプーさん』挿絵画家が描くヴィクトリア朝ロンドン
「うまくいくから。明日には、お日さまが輝いているわ。」(p.234)
『思い出のスケッチブック 『クマのプーさん』挿絵画家が描くヴィクトリア朝ロンドン』(国書刊行会、2020年)の続編です。
前作に引き続き本書の翻訳をされた永島憲江さんは、本学大学院で博士号を取得されました。現在は白百合女子大学児童文化研究センター研究員でいらっしゃいます。
永島さんは「訳者あとがき」に、「本作を訳していていちばん楽しかったのは、『思い出のスケッチブック』に名前だけ言及されていた母の親友ガッシーと、エレンおばさん(おばさんのひとり)が実際に登場してくれたこと」(p.300)と書いています。上に引用したのは、永島さんを嬉しがらせた一人である「母の親友ガッシー」が恋に悩むシェパードにかけた言葉です。