2026年1月23日金曜日

ミニ展示 1月23日~2月6日

 センター入り口で、所蔵資料のミニ展示をしています。

展示中の本
『どうぶつ会議』
エーリヒ・ケストナー 文 ワルター・トリヤー え
光吉夏弥 訳 岩波書店 1954年

 ケストナーとトリヤー(トリアー)の『どうぶつ会議』の原著が出版されたのは第二次世界大戦終結後の1949年のこと。「1949年」という年号に注目すると、5年刻みまたは10年刻みで児童に関する国際的な取り決めがなされていることに気づきます。
 まず、『どうぶつ会議』原著出版から遡ること25年、第一次世界大戦で多くの子どもの命が失われたことへの反省から、国際連盟が「児童の権利に関する宣言(ジュネーブ宣言)」を1924年に採択していました。残念ながら第二次世界大戦でも多くの子どもたちが命を落とし、肉親や平和な日常生活を失いました。その反省をもとに1959年(『どうぶつ会議』原著出版から10年後)、国際連合が「児童の権利宣言」を採択しました。
 そして、『どうぶつ会議』原著出版から30年後の1979年は「国際児童年」。さらにその10年後の1989年には、国連総会で「子どもの権利条約」が満場一致で採択されました。

1924年 「児童の権利に関する宣言(ジュネーブ宣言)」
 ↓25年
1949年 『どうぶつ会議』原著出版
 ↓10年
1959年 「児童の権利宣言」
 ↓20年
1979年 「国際児童年」
 ↓10年
1989年 「子どもの権利条約」

 『どうぶつ会議』は戦争を背景につくられた絵本ですが、諷刺や批判にとどまらない、ユーモアや温かみを湛えた作品です。ぜひ、お手に取ってご覧ください。展示期間中も借りることができます。

ミニ展示のあるセンター入り口には、
動物たちが集合しています。

2026年1月8日木曜日

ミニ展示 1月8~23日

 センター入り口で、所蔵資料のミニ展示をしています。

展示中の本

『どうぶつたちはしっている』
イーラ 写真 マーガレット・ワイズ・ブラウン 文
寺村摩耶子 訳 文遊社 2014年

展示期間中も借りることができます。
お手に取ってご覧ください。

2025年12月19日金曜日

センター冬期閉室のお知らせ

 児童文化研究センターは、2025年12月25日(木)から2026年1月6日(火)まで閉室とさせていただきます。
 ご不便をおかけいたしますが、なにとぞご了承くださいませ。
クリスマスが近くなるとセンター入り口に現れる羊たち。
毎冬、1頭ずつ増えています。

2025年12月18日木曜日

ミニ展示 2025年12月18日~24日

『おおきいツリー ちいさいツリー』

ロバート・バリーさく 光吉夏弥 やく

大日本図書 2000

素敵なクリスマスをお過ごしください


2025年12月12日金曜日

ヒマラヤ杉のイルミネーション

 124日(木)夕方、毎年恒例のアドベントの集いが開かれ、ヒマラヤ杉のイルミネーションが始まりました。

白百合のヒマラヤ杉は葉がよく茂っています。
この丸みのあるシルエット、可愛いでしょう?
風の強い夜はクラゲのように幻想的に揺れます。

こちらも毎年恒例となりました。
クマさんのサンタクロースも、
講堂からイルミネーションを見ています。

チャペルには、プレゼピオ(イエス・キリストの
降誕を再現した人形や模型)が飾られています。
心静かに、聖書の一場面に思いを馳せます。

 もうすぐクリスマス。皆さま、どうか暖かくしてお過ごしください。

2025年12月4日木曜日

ミニ展示 2025年12月4~17日

12月4日(木)、アドベントの集いが行なわれます


展示中の資料


『山のクリスマス』

ルドウィヒ・ベーメルマンス 文・絵

光吉夏弥 訳編 岩波書店 1953年


 「マドレーヌ」シリーズの作者として知られる、ベーメルマンスの作品です。

 町で暮らすハンシは、チロルの山にあるハーマンおじさんの家に呼ばれ、冬休みを山で過すことになりました。お母さんと離れて過ごすのは初めてのハンシ。どんなクリスマスになるでしょうか。

 パリの寄宿学校で暮らすマドレーヌのお話とは一味違う、素朴な味わいの物語です。楽しい季節の始まりに、ぜひ、お手に取ってご覧ください。

【展示風景】

2025年11月13日木曜日

ミニ展示 2025年11月13日~12月3日

11月20日は光吉夏弥先生のお誕生日!

展示中の資料

 

『こねこのバベット』

クレア・ターレイ・ニューベリー 文と絵

光吉夏弥 訳 ブッキング 2007

※『クリスマスのこねこ』(大日本図書、1980年)を改題、復刊

 

 1120日は光吉夏弥先生のお誕生日です。そして、その10日後の1130日にはアドベント(待降節)が始まり、クリスマスの準備をする楽しい季節がやってきます。そこで、11月後半から12月にかけてのミニ展示では、センター蔵書のなかから光吉先生が翻訳された、クリスマス関連の書籍を3回連続でご紹介いたします。

 

 連続展示の第1回は『こねこのバベット』。表紙に描かれた、ちょこんと座ってこちらを見る子猫の愛らしさときたら、もう!
 この子猫、バベットと仲良くなった少女チャッティが、クリスマスの朝にバベットを譲り受けるまでのお話です。表紙見返しからほぼ途切れなく描かれる、猫の柔らかそうな絵姿に目が釘付けになります。まずはお手に取ってご覧ください

【展示風景】