猫村たたみの三文庫(非)公式ガイド (1)三文庫の蔵書を検索してみよう
センター構成員の皆さま、ご機嫌いかがかにゃ?
私はセンター三文庫の守り猫、猫村たたみと申しますにゃ。
ご覧のとおり、尻尾が二股に分かれた猫またにゃよ。
普段は妖怪トンネルを通ってあてもない時間旅行をしているのにゃけど、
今日は、センター構成員の皆さまに一言ご挨拶をと思い、
このセンターブログまではるばるやってきましたのにゃ。
皆さま、よろしくお願いしますにゃ。
ところで、さっき、センターで素敵な本を見つけたのにゃ。
『北欧の挿絵とおとぎ話の世界』
解説・監修 海野 弘 パイ インターナショナル 2015年
北欧の神話とおとぎ話の世界を19世紀末のアールヌーボーの美意識が見出し
時には絢爛豪華に、時には可憐に描き出すのにゃ。
大ボリュームの図版を見ていると、目が洗われるようにゃ~。ふにゃぁ。。
それでだにゃ、この本に紹介される図版には、
白百合女子大学の図書館と、センターの蔵書が含まれているんにゃけど、
皆さま、ご存知かにゃ~?
『北欧の挿絵とおとぎ話の世界』掲載の
児童文化研究センター蔵書
児童文化研究センター蔵書
『おやゆび姫』
グスタフ・テングレン画、ハンス・クリスチャン・アンデルセン著、Golden Press, Ind., New York、1953年
『アーサー王と円卓の騎士』
グスタフ・テングレン画、エマ・ゲルダーズ=スターン/バーバラ・リンゼイ著、Golden Press, Ind., New York、1962年
『白雪と紅バラ』
グスタフ・テングレン画、Golden Press, Ind., New York、1957年
ふにゃ~、3冊もあるんだにゃ~。
どれどれ、にゃむにゃむ…3冊とも、テングレンという画家が絵を描いている本だにゃ。
綺麗な絵だにゃ。可愛いのにゃ。もっと見てみたいのにゃ。
センターの蔵書なら、実物を手に取って見ることができるにゃよ。
まずは、三文庫検索を使って、所蔵場所(※)や資料IDを調べるにゃ。
三文庫の検索は、図書館のOPACでの検索とはちょいとした違いがあるのにゃ。
今日はそいつをお伝えしておこうかにゃ。
三文庫の検索は、「白百合女子大学学術リソース」の
「児童文化研究センター文庫」で行うのにゃ。
URLはこれにゃ。
皆さまもご一緒に、検索してみて欲しいにゃ。
博士論文検索・児童文化研究センター文庫検索・大学紀要等検索の三種類があって、
それぞれクリックして、博士論文とセンター文庫と大学紀要の3種類で絞り込めるにゃ。
ま、細かいことは気にせずキーワードを入れるにゃ。
とりあえず画家の名前かにゃ~。カタカタ…(入力中)…
gustaf tenggren
クリックにゃ!
お~、18件もヒットしたにゃ。
1件は金平文庫。残り17件は光吉文庫にゃ。
さて、ここで注意なのが、人の名前の表記にゃ。
三文庫は研究者や大学院生など、専門家や専門家の卵による利用を想定しているにゃ。
図書館のOPACではカタカナ表記で入力しても洋書がヒットすることはあるのにゃけど、
三文庫は、カタカナ表記では洋書がヒットしないのにゃ。
三文庫検索で洋書を検索するときは、正確な外国語の綴りを入力してほしいにゃよ。
そして、もうひとつ。
外国人の名前に多い、G.Tenggrenのような、名前を省略した表記。
念のため、苗字のtenggrenだけで検索してみようかにゃ。
tenggren
カタカタ…(入力中)…。で…クリックにゃ!
にゃにゃ、にゃんと!!
23件もヒットしたにゃ。
やっぱり、苗字だけの検索も試みたほうが、取りこぼしがなくて安心だにゃ~。
ヒットした23件の中から、最初の本で見た『アーサー王と円卓の騎士』の書誌情報を調べてみるにゃ。
まずは一覧表。ふむふむ…これは、光吉文庫の本だにゃ。
原題は、King Arthur and the knights
of the round table。これだにゃ。
えい! クリックにゃ!
原題をクリックすると、「論文情報」として本の書誌詳細が出てくるにゃ。
「論文情報」の「タイトル」という欄の下に、
「児文研センターID」という欄があるにゃよ。
King Arthur and the knights
of the round tableの場合は、「M10849」にゃね。
ここに書かれたIDと同じ「M10849」の印字されたシールを探せば、
お目当ての本にたどり着くにゃよ。
光吉文庫の本にゃから、配架場所は本館4階児童文化研究室にゃね。
光吉文庫の本にゃから、配架場所は本館4階児童文化研究室にゃね。
それでは、児童文化研究センターに行ってきますにゃ(※※)。
皆さま、ごきげんようにゃ~。
※児童文化研究センターの三文庫は、富田文庫・金平文庫・光吉文庫。
富田文庫・金平文庫はセンターを入って右奥。
光吉文庫は本館4階の児童文化研究室にあるんだにゃ。
光吉文庫は本館4階の児童文化研究室にあるんだにゃ。
※※三文庫の蔵書はどれも貴重な資料にゃよ。
文庫スペースに立ち入るには、児童文化研究センターに行って、
下記のとおりの利用受付が必要にゃ。
児童文化研究センターの開室時間は9:00~17:00にゃ。
時間に余裕を持って来室することと、
事前に資料のIDを調べておくことが三文庫利用のポイントだにゃ。
事前に資料のIDを調べておくことが三文庫利用のポイントだにゃ。
分からないことは、センターの助手さんに聞いてみるといいにゃ!
名前 猫村たたみ 三文庫の守り猫(猫また)。三文庫の利用方法を優しくガイドする。 趣味は時間旅行。妖怪トンネルを使い、時空を超えて旅をするのが何よりの楽しみである。 祖先は歌川国芳の「荷宝蔵壁のむだ書」でセンターを務めた猫また様。 |